仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド

一度は観てみたい、でも敷居が高くてちょっと尻込み。 そんなあなたに歌舞伎の魅力をわかりやすくお伝えします。 古いからいい、ではなく現代に通じるものがあるからこそ 歌舞伎は400年を生き続けている。 今の私たち、とくに女性の視点を大切にお話をしていきます。

講座「女性の視点で読み直す歌舞伎」を
東京・東銀座のGINZA楽・学倶楽部で開いています。
歌舞伎座の隣りのビル。
窓から歌舞伎座のワクワクを感じながらのひとときをどうぞ!
これまでの講座内容については、http://www.gamzatti.com/archives/kabukilecture.html
GINZA楽・学倶楽部についてはhttp://ginza-rakugaku.com/をご覧ください。

第18回歌舞伎彩歌はコラム「ちょっと幕間」。
とりあげるのは「だんまり」です。
「暗闇」という場面設定を知らないと、ちょっとこっけいなスローモーション。
ルールを知ると、場面の必要性がわかってきます。
詳しくはこちらへどうぞ!

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n18

九月の歌舞伎座、「吉野川」必見です。
中村吉右衛門、坂東玉三郎、市川染五郎、尾上菊之助、
芸の真髄の継承が行われています。
見た目も舞台装置がとても特殊で、
両花道を楽しめることもあり、
今をはずすとなかなかかからないと思います。ぜひ!

9/11(日)、GINZA楽学倶楽部で「吉野川」が
「妹背山婦女庭訓」という長いお話のどの部分で、
どうつながっているかを含め、
歌舞伎座の公演を楽しむためのみどころなどをご紹介しました。


以下、参加された方からいただいた感想です。

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講座を受け、ものすごく当たり前のことに気づけました。
目からウロコです。

歌舞伎も「芝居」「ドラマ」と一緒なんだ!と。

歌舞伎って、伝統芸能。
歴史的なことや、話し言葉と違い台詞もなにいってるのかよくわからずハードル高いです。

イヤホンガイドは便利なの?
いやいや、舞台に集中できなくていやだな。。
なんか、観るまえから面倒くさくなってしまいます。 

難しい、理解できない、わかんない、と先入観でがんじがらめでした。

ハードルをあげていたのは、自分の偏見が原因ですね。
 

かなりかみくだいて現代ドラマ風(笑)にアレンジしてくださったこともあり、
とても解りやすかったです。

講座の解説をきき、テーマがあり、人間模様、感情、などなど、
テレビドラマやミュージカルをみるときとかわらないと感じました

仲野さんの解説で、場景がうかび感情移入できましたもん。
観てないのに、すごいですよね。

上手下手のお話(*)も興味深かったです。
 

少し偏見がとけ、歌舞伎に対する肩の力がぬけたような気がします。

ありがとうございました。

(*)上手下手のお話とは
歌舞伎は舞台のどこに立つかで登場人物の上下関係や
精神的な強弱関係がわかる、というお話 

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10月からは「仮名手本忠臣蔵」の大特集です。

 
詳しくは

http://ginza-rakugaku.com/まで

第17回歌舞伎彩歌は「文七元結」です。
シネマ歌舞伎でおなじみの中村勘三郎バージョンとはまた違った
キレッキレな菊五郎親分の江戸っ子ぶりをお楽しみください。

詳しくはこちらへどうぞ!

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n17

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