仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド

一度は観てみたい、でも敷居が高くてちょっと尻込み。 そんなあなたに歌舞伎の魅力をわかりやすくお伝えします。 古いからいい、ではなく現代に通じるものがあるからこそ 歌舞伎は400年を生き続けている。 今の私たち、とくに女性の視点を大切にお話をしていきます。

講座「女性の視点で読み直す歌舞伎」を
東京・東銀座のGINZA楽・学倶楽部で開いています。
歌舞伎座の隣りのビル。
窓から歌舞伎座のワクワクを感じながらのひとときをどうぞ!
これまでの講座内容については、http://www.gamzatti.com/archives/kabukilecture.html
GINZA楽・学倶楽部についてはhttp://ginza-rakugaku.com/をご覧ください。

タグ:衛星劇場

今回「歌舞伎彩歌」でご紹介するのは「研辰(とぎたつ)の討たれ」です。
シネマ歌舞伎に「野田版」の「研辰の討たれ」がありますが、
その元となったお話。
片岡愛之助さんが主人公の守山辰次に扮しています。

「敵討ち」というと、皆さんはどのようなお話を想像しますか? 
清廉潔白な武士が、私腹を肥やす悪家老などに殺され、その家族が悪者を追い詰め成敗する!
…ふつうはこのような展開を思い浮かべますよね。
でも「研辰の討たれ」は違います。
第一に、仇を「討つ」側ではなく「討たれ」る守山辰次の方が主人公であること。
第二に、その辰次がとってもいじましくて二枚舌で、カッコ悪いことこの上ないキャラクターだということ。
「死にたくない!」とひたすら逃げまわる辰次は、決してヒーローではありません。
作者はなぜ「討つ」側の平井兄弟ではなく「討たれ」る側の辰次を主人公にしたのでしょう?

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n09

今年の歌舞伎界は、3月に五代目中村雀右衛門、秋に八代目中村芝翫と襲名披露が続きます。
歌舞伎一門で直系の息子は、生まれた瞬間から父の名を継ぐことを求められて育ちますが、
襲名の時期は自分で決められません。
とりわけ「大名跡」と言われる由緒ある名前の場合、
その名を名のるにふさわしいか厳しく問われます。

裃姿の役者がずらっと並び、順々に神妙な挨拶をしていく口上は襲名披露の公演のハイライト!
観客の私たちも歴史の1ページの一部になったようです。(文:仲野マリ)

詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n07

5月といえば初夏。初夏といえば、
「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」。
「カッツォ、カッツォ~!」という売り声と鰹のさばきが見どころの一つ、
といえば、「髪結新三」です。
江戸の季節感満載の河竹黙阿弥作品をどうぞ。

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n06

私の大好きな「お国と五平」について、
「歌舞伎彩歌」で書かせていただけることになりました!
谷崎潤一郎の作です。
一風変わった、でも忘れ難く、深い作品。
坂東三津五郎さん、中村扇雀さん、中村勘太郎(当時)さんの3人の舞台。
ぜひ以下にお立ち寄りください。

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n05

4月から衛星劇場HPでコラム「歌舞伎彩歌」の執筆を担当させていただいています。
これまでに
「あの場面、この場面」というタイトルで
「一條大蔵譚」
「三人吉三」
「棒しばり」
をご紹介しました。

これら放送される舞台に関連したものではなく、
広く歌舞伎に関わるトピックスについて
「ちょっと幕間」という名前で月に1回書かせていただきます。

第一回は「幕間(まくあい」について。
http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n04

ぜひお立ち寄りください。

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