仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド

一度は観てみたい、でも敷居が高くてちょっと尻込み。 そんなあなたに歌舞伎の魅力をわかりやすくお伝えします。 古いからいい、ではなく現代に通じるものがあるからこそ 歌舞伎は400年を生き続けている。 今の私たち、とくに女性の視点を大切にお話をしていきます。

講座「女性の視点で読み直す歌舞伎」を
東京・東銀座のGINZA楽・学倶楽部で開いています。
歌舞伎座の隣りのビル。
窓から歌舞伎座のワクワクを感じながらのひとときをどうぞ!
これまでの講座内容については、http://www.gamzatti.com/archives/kabukilecture.html
GINZA楽・学倶楽部についてはhttp://ginza-rakugaku.com/をご覧ください。

タグ:歌舞伎彩歌

第13回の「歌舞伎彩歌」は「野崎村」について。
お染、久松、お光、
男1人に女2人の三角関係です。

実は「野崎村」、ある人気演目のスピンオフ作品。
名前も与えられていなかった許嫁が
等身大の女の子「お光」として
リアルに浮かび上がったとき、
もしかして、お染よりお光のほうに肩入れする人、
多くなったんじゃないかしら??

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n13

新作歌舞伎が次々に誕生した2015年。

特にアニメでも有名な「ONE PIECE」が歌舞伎になったのは衝撃的でした。

かたや、「あらしのよるに」の原作は、狼のがぶと羊のめいの友情を描いた絵本。

「アニメや絵本を歌舞伎にするなんて、画期的!」と思われた方が多いかもしれませんが、

実は歌舞伎は昔から、このようなことをやってきたのです。

詳しくはこちらをどうぞ!

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n10

今回「歌舞伎彩歌」でご紹介するのは「研辰(とぎたつ)の討たれ」です。
シネマ歌舞伎に「野田版」の「研辰の討たれ」がありますが、
その元となったお話。
片岡愛之助さんが主人公の守山辰次に扮しています。

「敵討ち」というと、皆さんはどのようなお話を想像しますか? 
清廉潔白な武士が、私腹を肥やす悪家老などに殺され、その家族が悪者を追い詰め成敗する!
…ふつうはこのような展開を思い浮かべますよね。
でも「研辰の討たれ」は違います。
第一に、仇を「討つ」側ではなく「討たれ」る守山辰次の方が主人公であること。
第二に、その辰次がとってもいじましくて二枚舌で、カッコ悪いことこの上ないキャラクターだということ。
「死にたくない!」とひたすら逃げまわる辰次は、決してヒーローではありません。
作者はなぜ「討つ」側の平井兄弟ではなく「討たれ」る側の辰次を主人公にしたのでしょう?

http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n09

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