5/29(日)は、単発で「東海道四谷怪談」について講座を開きます。
5月の前進座(国立劇場)、6月のコクーン歌舞伎で久々に出る
「三角屋敷の場」の魅力を中心にお話しします。
「四谷怪談」には、お岩さんと伊右衛門のメインストーリーのほかに、
お袖さんをめぐるもう一つのせつない物語があるのです。
GINZA楽学倶楽部の「女性の視点で読み直す歌舞伎」としては、
初の日曜開催。
平日はお仕事で金曜の講座にいらっしゃれなかった方は、
ぜひお運びください。
一度は観てみたい、でも敷居が高くてちょっと尻込み。 そんなあなたに歌舞伎の魅力をわかりやすくお伝えします。 古いからいい、ではなく現代に通じるものがあるからこそ 歌舞伎は400年を生き続けている。 今の私たち、とくに女性の視点を大切にお話をしていきます。
5/29(日)は、単発で「東海道四谷怪談」について講座を開きます。
5月の前進座(国立劇場)、6月のコクーン歌舞伎で久々に出る
「三角屋敷の場」の魅力を中心にお話しします。
「四谷怪談」には、お岩さんと伊右衛門のメインストーリーのほかに、
お袖さんをめぐるもう一つのせつない物語があるのです。
GINZA楽学倶楽部の「女性の視点で読み直す歌舞伎」としては、
初の日曜開催。
平日はお仕事で金曜の講座にいらっしゃれなかった方は、
ぜひお運びください。
5/13(金)「女性の視点で読み直す歌舞伎」の講座も無事に終わりました。
「信州川中島合戦~輝虎配膳」という、けっこうマイナーな作品ですが、近松門左衛門作。
諏訪大明神をめぐる勝頼と姫との恋、というと、
近松半二の「本朝二十四孝」のほうがピンとくるかもしれません。
三段目の「輝虎配膳」には、若い二人は出てこず、
長尾輝虎(=上杉謙信)、直江兼続、山本勘介(=勘助)、そして
勘介の母、嫁、妹が出てくる場面です。
現代の女性も真似したい、賢く誇り高い女たちの言動のすばらしさを、
文楽の床本をじっくり読んでいくカタチで、
「アインシュタインよりディアナ・アグロン」問題や、
舛添都知事の金銭感覚などにも結びつけながら、
今の私たちに起こっていることに引き付けてお話ししました。