仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド

一度は観てみたい、でも敷居が高くてちょっと尻込み。 そんなあなたに歌舞伎の魅力をわかりやすくお伝えします。 古いからいい、ではなく現代に通じるものがあるからこそ 歌舞伎は400年を生き続けている。 今の私たち、とくに女性の視点を大切にお話をしていきます。

講座「女性の視点で読み直す歌舞伎」を
東京・東銀座のGINZA楽・学倶楽部で開いています。
歌舞伎座の隣りのビル。
窓から歌舞伎座のワクワクを感じながらのひとときをどうぞ!
これまでの講座内容については、http://www.gamzatti.com/archives/kabukilecture.html
GINZA楽・学倶楽部についてはhttp://ginza-rakugaku.com/をご覧ください。

タグ:女性の視点で読み直す歌舞伎

5/29(日)は、単発で「東海道四谷怪談」について講座を開きます。

5月の前進座(国立劇場)、6月のコクーン歌舞伎で久々に出る

「三角屋敷の場」の魅力を中心にお話しします。

「四谷怪談」には、お岩さんと伊右衛門のメインストーリーのほかに、

お袖さんをめぐるもう一つのせつない物語があるのです。

GINZA楽学倶楽部の「女性の視点で読み直す歌舞伎」としては、

初の日曜開催。

平日はお仕事で金曜の講座にいらっしゃれなかった方は、

ぜひお運びください。


http://ginza-rakugaku.com/kouza/a40.htm

5/13(金)「女性の視点で読み直す歌舞伎」の講座も無事に終わりました。
「信州川中島合戦~輝虎配膳」という、けっこうマイナーな作品ですが、近松門左衛門作。

諏訪大明神をめぐる勝頼と姫との恋、というと、

近松半二の「本朝二十四孝」のほうがピンとくるかもしれません。

三段目の「輝虎配膳」には、若い二人は出てこず、

長尾輝虎(=上杉謙信)、直江兼続、山本勘介(=勘助)、そして

勘介の母、嫁、妹が出てくる場面です。
現代の女性も真似したい、賢く誇り高い女たちの言動のすばらしさを、

文楽の床本をじっくり読んでいくカタチで、

「アインシュタインよりディアナ・アグロン」問題や、

舛添都知事の金銭感覚などにも結びつけながら、

今の私たちに起こっていることに引き付けてお話ししました。

http://ginza-rakugaku.com/

初めての試みとして、
「女性の視点で読み直す歌舞伎」の生徒さんたちとご一緒に、
文楽鑑賞教室「曾根崎心中」に行ってまいります。
歌舞伎をもっとよく味わうためにも、
文楽鑑賞はぜひチャレンジしていただきたいところ。
でも、独りでいくのはちょっと…という方は多いですね。
私もかつてはそうでした。
誘ってくれた友人に、本当に感謝しています。
前々から文楽に関心はあったけれど行くのは初めてだったり、
NHKのドラマ「ちかえもん」で初めて文楽に興味を持った、
という方々が中心です。
実際に、人形遣いの方や大夫さん、三味線方に、
道具や人形を持って解説していただけ、
演目のあらすじも紹介していただいた後で拝見する鑑賞教室は、
ビギナーにはとてもわかりやすいと思います。

今回は、講座としてではなく、あくまで「歌舞伎好きのお友達との観劇」。
でも、アフターではお茶をいただきながら、熱く語りたい!と思っています!

学生さんの団体が多く、期間も短いのでチケットがとりにくいですが、
機会があったらぜひ行ってみてください。

今年初めての「女性の視点で読み直す歌舞伎」は、
泉鏡花の「高野聖」を取り上げました。
坂東玉三郎、中村獅童でシネマ歌舞伎にもなっています。

最近「高野聖」について、玉三郎さんのインタビューをさせていただきました。

なぜ「女」であって、名前がないのか。
「女」は実は客体であって主人公ではない。
そんな玉三郎さんの指摘もあり、
小品ながら深く普遍的なお話だということを改めて理解したところでした。

これは、人生の岐路に立ったとき、人間としていかにふるまうかを問うた作品です。
本日は、新しく参加された方がたくさんいらしたので、自己紹介も含め皆さんの感想もお聞きしました。
楽しい時間を過ごしていただけたようで、ホッとしています。

東銀座の歌舞伎座隣りのビルで開催する
GINZA楽・学倶楽部主催「女性の視点で読み直す歌舞伎」、
次回8/7(金)で節目の20回を迎えます。

7月の第19回「人前で踊るということ」(「春興鏡獅子」の小姓弥生と「舟弁慶」の静御前)も
大変好評でしたが、
8月は、初めての試みとして以前好評だった回をリピート、
「大江戸りびんぐでっど」と「四谷怪談」をとりあげます。

これは「大江戸りびんぐでっど」が
8月末からシネマ歌舞伎で上映されるのに合わせた企画です。

前回同様に「四谷怪談」との共通性を軸にしていきますが、
その「四谷怪談」も、市川染五郎主演で
12月に国立劇場での上演が決まっていますので、
今回はそのあたりへのガイドも含めてお話できればと思っています。

「女性の視点で読み直す歌舞伎」は各3回シリーズですが、
1回でも申し込めますので、
金曜の13時半から15時半までお時間がとれる方、ぜひお越しください。

お申込みはGINZA楽・学倶楽部まで。

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