仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド

一度は観てみたい、でも敷居が高くてちょっと尻込み。 そんなあなたに歌舞伎の魅力をわかりやすくお伝えします。 古いからいい、ではなく現代に通じるものがあるからこそ 歌舞伎は400年を生き続けている。 今の私たち、とくに女性の視点を大切にお話をしていきます。

講座「女性の視点で読み直す歌舞伎」を
東京・東銀座のGINZA楽・学倶楽部で開いています。
歌舞伎座の隣りのビル。
窓から歌舞伎座のワクワクを感じながらのひとときをどうぞ!
これまでの講座内容については、http://www.gamzatti.com/archives/kabukilecture.html
GINZA楽・学倶楽部についてはhttp://ginza-rakugaku.com/をご覧ください。

カテゴリ:講座について > 講座のお知らせ

東銀座の歌舞伎座隣りのビルで開催する
GINZA楽・学倶楽部主催「女性の視点で読み直す歌舞伎」、
21回目の9/4(金)は第7クールの最終回です。

泉鏡花の戯曲にちりばめられた色彩鮮やかな「琅玕(ろうかん)」の世界とは?
乞われて海の底に嫁いでいった娘が見たものは?

「美女と野獣」の世界にも通じるカルチャーギャップがテーマです。


「女性の視点で読み直す歌舞伎」は各3回シリーズですが、
1回でも申し込めますので、
金曜の13時半から15時半までお時間がとれる方、ぜひお越しください。

お申込みはGINZA楽・学倶楽部まで。

「海神別荘」は、9/26から月イチシネマ歌舞伎として各地で上映されます。

東銀座の歌舞伎座隣りのビルで開催する
GINZA楽・学倶楽部主催「女性の視点で読み直す歌舞伎」、
次回8/7(金)で節目の20回を迎えます。

7月の第19回「人前で踊るということ」(「春興鏡獅子」の小姓弥生と「舟弁慶」の静御前)も
大変好評でしたが、
8月は、初めての試みとして以前好評だった回をリピート、
「大江戸りびんぐでっど」と「四谷怪談」をとりあげます。

これは「大江戸りびんぐでっど」が
8月末からシネマ歌舞伎で上映されるのに合わせた企画です。

前回同様に「四谷怪談」との共通性を軸にしていきますが、
その「四谷怪談」も、市川染五郎主演で
12月に国立劇場での上演が決まっていますので、
今回はそのあたりへのガイドも含めてお話できればと思っています。

「女性の視点で読み直す歌舞伎」は各3回シリーズですが、
1回でも申し込めますので、
金曜の13時半から15時半までお時間がとれる方、ぜひお越しください。

お申込みはGINZA楽・学倶楽部まで。

千葉県柏市にある映画館「MOVIX柏の葉」で、
シネマ歌舞伎「春興鏡獅子」の上映前解説をすることになりました。
中村勘三郎さんがとても大事にしていた演目です。
歌舞伎の中でも舞踊が中心となる作品は
狂言(物語)より場面の状況やストーリーがつかみにくく、
ビギナーにはちょっと手ごわい存在であり。敬遠されがち。
でも本当はみどころがぎゅっとつまっているんですよ!
だからこそ、
「シネマ歌舞伎」はいい入り口となるはずです。
お近くの方は、ぜひいらしてくださいね。
料金は解説なしと同じです!

詳しくはこちらのページまで。

6/5(金)、「三人吉三(さんにんきちさ)」についての講座が無事終了しました。
ちょうど今月末からシネマ歌舞伎でコクーン歌舞伎の「三人吉三」が上映されますので、
それに合わせてのご案内となりました。

コクーン歌舞伎での「三人吉三」は初演が2001年、再演が2007年、
そして中村勘三郎さんの死を乗り越えて、
2014年、見事に次世代への継承が行われ、
再再演を成功させています。

なぜコクーン歌舞伎の「三人吉三」が私たちにリアルに迫るのか、
河竹黙阿弥が最初に書いた7幕ものの「三人吉三廓初賈(くるわのはつかい)」、
40年後の所演となる、5幕もの短縮版の「三人吉三巴白波(ともえのしらなみ)」と
比較しながら、
ストーリー性やボーダレスの力、コンセプトの重要性などについてお話ししました。

もちろん、「女性の視点」で読み直しますから、
これだけでは終わりません!

双子の兄妹で愛し合ってしまったとは知らずに死んでいった
おとせの日常と求めた幸せについても皆で考えました。

7月から、7期目も開催します!

更新が滞っていてすみません。
5月は前半がGWだった分、
中盤からにいろいろ凝縮していて、
レビューその他まったく追いつかず。

先週は
尾上菊之助さんのインタビューをさせていただく機会に恵まれました!

菊之助さんの舞台は、
「こんぴら歌舞伎」でも歌舞伎座でも拝見しました。
女方も立役(男役)も素晴らしいですが、
何といっても「摂州合邦辻」の玉手御前が絶品でした。
ちゃんとレビューを書くつもりですが、取り急ぎ。

今回は、直近の舞台についての取材ではなかったので、
玉手御前のことは話題に載せなかったのですが、
それでもたくさんお話しを聞かせて、
それなのに書くのが1000字未満なのは、もったいないー!
(掲載誌発行は6月末)
でも
「籠釣瓶花街酔醒」のことなど詳しく聞けたので、
講座の時にいろいろお話しできると思います。


・・・というのも、
「女性の視点で読み直す歌舞伎」
来月から、リピート講座が始まるんです。
以前の講座で「聴きたかったけど都合が悪かった!」という方、
もうすぐスケジュールをお知らせできるので、
ぜひいらしてくださいね!

お役の心情をとことん掘り下げる菊之助さんのお話は
とても心に響きました。

*リピートだけでなく、これまで扱わなかった作品も取り上げ続けます。

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