仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド

一度は観てみたい、でも敷居が高くてちょっと尻込み。 そんなあなたに歌舞伎の魅力をわかりやすくお伝えします。 古いからいい、ではなく現代に通じるものがあるからこそ 歌舞伎は400年を生き続けている。 今の私たち、とくに女性の視点を大切にお話をしていきます。

講座「女性の視点で読み直す歌舞伎」を
東京・東銀座のGINZA楽・学倶楽部で開いています。
歌舞伎座の隣りのビル。
窓から歌舞伎座のワクワクを感じながらのひとときをどうぞ!
これまでの講座内容については、http://www.gamzatti.com/archives/kabukilecture.html
GINZA楽・学倶楽部についてはhttp://ginza-rakugaku.com/をご覧ください。

カテゴリ: 講座について

お仕事帰りに一杯、そのついでに歌舞伎についてちょっと詳しくなろう!
・・・そんなコンセプトで始めたこの講座も、
なんだかんだで10回を終えることができました。
ここに来てくださった方と、歌舞伎座に一緒に行ったり、
来月は文楽にもご一緒する予定があります。
今日はリピート組の方が来てくださいました。
「ここでお話を聞いていると、もっと歌舞伎が見たくなる」と言ってくださって、
とてもうれしかったです。

次回は2月18日です。
2月のワンポイントテーマは「クリエーターのための歌舞伎入門」。
詳しくはこちらをどうぞ。
お待ちしています!

今年初めての「女性の視点で読み直す歌舞伎」は、
泉鏡花の「高野聖」を取り上げました。
坂東玉三郎、中村獅童でシネマ歌舞伎にもなっています。

最近「高野聖」について、玉三郎さんのインタビューをさせていただきました。

なぜ「女」であって、名前がないのか。
「女」は実は客体であって主人公ではない。
そんな玉三郎さんの指摘もあり、
小品ながら深く普遍的なお話だということを改めて理解したところでした。

これは、人生の岐路に立ったとき、人間としていかにふるまうかを問うた作品です。
本日は、新しく参加された方がたくさんいらしたので、自己紹介も含め皆さんの感想もお聞きしました。
楽しい時間を過ごしていただけたようで、ホッとしています。

毎月開催している「スペインバルで気軽に学ぶ歌舞伎のイロハ」。
11月19日は、東京国際映画祭でも上映され、7日に全国公開される
紀里谷和明監督の「ラスト・ナイツ」を取り上げます。
この作品は、モーガン・フリーマンなどが出演するハリウッド映画。
でも日本の「忠臣蔵」がお話のベースになっています。
「忠臣蔵」はとても長いお話で、エピソードも数えきれないくらいたくさん。
だから内容を説明するのにもある程度時間がかかります。
「ラスト・ナイツ」はこうした忠臣蔵のお話の本質をとらえつつ、
換骨奪胎し架空の国のお話として仕上げています。
「忠臣蔵」をあまりご存知ない方は、
「ラスト・ナイツ」を先にご覧になると、
歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」にすっと入って行けるかもしれません。

詳しくは、こちらをご覧ください。

東銀座の歌舞伎座隣りのビルで開催する
GINZA楽・学倶楽部主催「女性の視点で読み直す歌舞伎」、
21回目の9/4(金)は第7クールの最終回です。

泉鏡花の戯曲にちりばめられた色彩鮮やかな「琅玕(ろうかん)」の世界とは?
乞われて海の底に嫁いでいった娘が見たものは?

「美女と野獣」の世界にも通じるカルチャーギャップがテーマです。


「女性の視点で読み直す歌舞伎」は各3回シリーズですが、
1回でも申し込めますので、
金曜の13時半から15時半までお時間がとれる方、ぜひお越しください。

お申込みはGINZA楽・学倶楽部まで。

「海神別荘」は、9/26から月イチシネマ歌舞伎として各地で上映されます。

東銀座の歌舞伎座隣りのビルで開催する
GINZA楽・学倶楽部主催「女性の視点で読み直す歌舞伎」、
次回8/7(金)で節目の20回を迎えます。

7月の第19回「人前で踊るということ」(「春興鏡獅子」の小姓弥生と「舟弁慶」の静御前)も
大変好評でしたが、
8月は、初めての試みとして以前好評だった回をリピート、
「大江戸りびんぐでっど」と「四谷怪談」をとりあげます。

これは「大江戸りびんぐでっど」が
8月末からシネマ歌舞伎で上映されるのに合わせた企画です。

前回同様に「四谷怪談」との共通性を軸にしていきますが、
その「四谷怪談」も、市川染五郎主演で
12月に国立劇場での上演が決まっていますので、
今回はそのあたりへのガイドも含めてお話できればと思っています。

「女性の視点で読み直す歌舞伎」は各3回シリーズですが、
1回でも申し込めますので、
金曜の13時半から15時半までお時間がとれる方、ぜひお越しください。

お申込みはGINZA楽・学倶楽部まで。

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