今年初めての「女性の視点で読み直す歌舞伎」は、
泉鏡花の「高野聖」を取り上げました。
坂東玉三郎、中村獅童でシネマ歌舞伎にもなっています。

最近「高野聖」について、玉三郎さんのインタビューをさせていただきました。

なぜ「女」であって、名前がないのか。
「女」は実は客体であって主人公ではない。
そんな玉三郎さんの指摘もあり、
小品ながら深く普遍的なお話だということを改めて理解したところでした。

これは、人生の岐路に立ったとき、人間としていかにふるまうかを問うた作品です。
本日は、新しく参加された方がたくさんいらしたので、自己紹介も含め皆さんの感想もお聞きしました。
楽しい時間を過ごしていただけたようで、ホッとしています。